神経根ブロック
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神経根ブロック
頚椎神経根ブロック、腰椎神経根ブロックを行っています。これは倉敷中央病院で数十年前から行われていますが、レントゲンを見ながら(透視と言います)、頚椎、腰椎の神経根と言われる部分に注射をする治療です。
例えば、腰椎の4番目と5番目の間の椎間板ヘルニア(L4/5のヘルニアと言います)が圧迫するのはL5神経根であることが多く、その神経根(左右に木の根っこのように出ている)に針をあてます。すると足全体にビリッと電気が走りますので、そこに注射薬を注入します。それで痛みが軽減すれば、痛みの原因がL5神経根であることの診断にもなりますし、疼痛緩和の治療にもなります。一時的に痛みがよくなってもすぐに痛みが戻るようなら、神経根の圧迫が強い可能性が高く、手術も考慮しないといけない場合もあります。